膝痛の原因になる膝軟骨に良い食べ物は何でしょうか?
ここでは、膝軟骨に良いムコ多糖類やコラーゲンという物質について説明します。
ムコ多糖類はネバネバとした食品群に多く含まれる物質です。このムコ多糖類のなかに、メディアで紹介され有名になっっているヒアルロン酸などもあり、ご存じの方も多いのではないでしょうか。
膝痛に良いムコ多糖類
ムコ多糖類は、濃いゼラチン性の物質で人体の関節や眼球、動脈に多く含まれています。
吸水性、保水性がきわめて高いので、水分や栄養をしっかりと蓄えることができます。そのため、肌にはハリとみずみずしさを蘇らせ、ドロドロ血を緩和、コレステロール値を低下させ、関節での澗滑油の働きを担ってくれるなど、とても優秀な働きをしてくれるのです。
ムコ多糖類は、体内でつくられますが、20歳をピークに25歳ぐらいから急激に減少してしまいます。
そのために肌のみずみずしさが失われ、小じわは増える、関節はこわばり、動脈が硬化して老化がすすんでしまうという具合に、からだのあちこちに支障をきたしてきます。
ですから、30歳をすぎたら積極的に食事でムコ多糖類を摂取したいところです。
ムコ多糖類を多く含む食品
膝痛に良いムコ多糖類を多く含む食品は以下の通りです。
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豚足
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海藻のぬめり部分
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フカヒレ
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サメの軟骨
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魚の目玉
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ニワトリのトサ力
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ウナギ
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ドジョウ
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スッボン
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魚の煮こごり
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魚の頭やヒレ
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アンコウ
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貝類
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長イモ
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納豆
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ナメコ
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ジュンサイ
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オクラなど
また、ムコ多糖類をふだんの食生活ではなかなか補給しにくいという人は、サプリメントを上手に活用しましょう。
コラーゲンも一緒に摂ろう
コラーゲンも一緒にとると効果的です。
人間の体から水分を取り除くと、残りの半分はタンパク質。そのタンパク質の3分の1を占めているのがコラーゲンです。コラーゲンは細胞と細胞の連結に働くため、しつかりとした体作りを手伝ってくれます。
コラーゲンは基本的にタンパク質系の食品には多く含まれています。
コラーゲンを多く含む食品
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牛すじ肉
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鶏肉
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鶏の皮
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手羽先
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軟骨
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豚足、豚耳
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頭付きの魚、皮付きの魚、魚のアラ
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アワビ
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サバ
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サンマ
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フグ
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ブリ
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カレイ
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ムツ
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ドジョウ
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スッポン
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アナゴ
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フカヒレ
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ナマコなど